田野カトリック聖母幼稚園は2018年に創立50周年を迎えました。3世代に渡り幼稚園と関わりがある方が増えるなど、田野の町に根差した園運営を行っています。2019年4月、認定こども園になるという新たな転機を迎え、幼稚園はどうあるべきなのか、改めて見つめ直してみました。
田野カトリック聖母幼稚園は、様々な活動を通して自分の未来を楽しみにできる人を育てたいと考えます。「未来を楽しみにできるという気持ち」が、幼稚園から地域、子どもから大人へと広がることで、私たちは田野の町を支える小さな力になりたい。子ども達と真摯に向き合う幼稚園の日々は、田野の未来に種をまくことになると信じています。
田野カトリック聖母幼稚園 園長 山口淸美
カトリックの精神と保育理念に基づき、幼児の内にある能力や知識の芽生えを引き出すとともに、一人ひとりの成長に応じて、人格の基盤を幼児自らが作り上げるように導きます。
さらに、意志教育により、幼児それぞれが与えられた能力を発揮することにより、善と人々の幸福を自発的に望むように方向づけをするために教育活動を行ないます。
子どもは神様から無条件に愛され、大切にされる存在です。一人ひとりが持っている力や自分らしさを信じ、「かけがえのない自分」を大事にできるよう育みます。
私達は、自分だけでなく周りの人たちの幸せを願って善い行いができるよう、自ら考え、選び、行動する人を育てます。その為に日々の保育を積み重ねることを怠らず、努力し続けます。
幼児期の教育は、子ども達のその後の人生の全てに深く関わりがあります。
一人ひとりの「たっぷり愛された経験」が生きる糧となることを願い、自らの保育の質を問い続け、歩んでいきます。